萬来トレーディングコンサルタント のすべての投稿

香港貿易発展局(HKTDC) 主催 「Food Expo PRO」 に出展いたします

アジアにおける食品・飲料業界の主要貿易イベント「Food Expo PRO」に出展いたします。

日時:2024年8月15日(木曜)~17日(土曜)

会場:香港コンベンション&エキシビション・センター (香港島灣仔區博覽道一號)

ブース番号:5B-B18

イベントサイト:https://www.hktdc.com/event/foodexpopro/en

県産品トライアル輸出支援事業 参加事業様募集致します

株式会社萬来トレーディングコンサルタントは令和6年度 県産品トライアル輸出支援事業を三重県様の委託事業としてお受けしております。

本事業に係るセミナーを開催いたします。
開催日時:2024年7月18日 14:00~ (締切 7/12 12時まで)
会場:じばさん三重 4F 視聴覚室
三重県四日市市安島1‐3‐18 三重北勢地域地場産業振興センター


本事業・セミナーの参加お申込みについては当窓口までお電話かメールにてご連絡ください。
※対面は先着順になります。

輸出に挑戦してみたい、新たな国へ販路開拓を目指したい県内企業様のご参加をお待ちしております!

タイ 三重県フェア 商談会 視察

タイの知事同行商談会(2024年年1月)

タイのGAYSORN アーバンリゾート クリスタルボックスで実施した三重県フェア。
三重県の一見知事がトップセールスを実施され、三重県産品の商談会が行われました。(株)萬来トレーディングコンサルティングでは、企画、運営、集客を受任いたしました。

  • タイ国家食品研究所の三重タイイノベーションセンター5周年記念イベントの商談会
  • 昼食レセプションイベントの企画・運営サポート

を実施しました。

また、三重県の居酒屋グループ「てっぺん」にて、三重の試食イベントを実施しました。

成果

  • 200名以上の集客
  • 200件以上の商談件数
  • 12件以上の成約見込み

を獲得

滋賀酒の米国オンライン商談イベント開催

JTB、滋賀県酒造組合のご依頼を受け、アメリカ、ミシガン州デトロイトをハブとした「滋賀の地酒」アメリカ進出プロジェクトの企画、運営全般を受任いたしました。

ニューヨーク及びミシガンのレストラン関係者など約50社と滋賀県の酒蔵11蔵のオンライン商談会を実施しました。

成果

  • 大手貿易会社(NY MUTUAL TRADING)との支援体制構築
  • ミシガン最大手ディストリビューター(Great Lakes Wine & Spirits)開拓

勝てる農商工連携

10年以上前 当社の機械を入れているお客さんから油揚げの調子が悪いから指導してほしいと頼まれたことがある。

機械屋はこのようなことを頼まれることが時々あって現場でいろいろ調整を行った。

考えてみると機械屋が毎日作っている人に製造指導するなんておこがましい話であるが

この時はかなりてこずった。

国産大豆を使っていたが、産地の違うものに変えてみたら一発で良くなった。

「同じ品種でも産地が違うとこんなに違うんやね、確かにコシヒカリでも産地や生産者によって味が全然違うもんな」

と言ったお客さんの言葉が頭からなかなか離れなかった。

「機械や凝固剤等で調整できることには限界がある」

良い商品つくるにはやっぱり原料であることをこの時身にしみて感じた

これが機械屋の私が農業に首を突っ込んだきっかけだ。

まさに畑違いの分野。

同じような話はあちこちであったが「加工」の視点から大豆栽培の研究されていないことがわかった。

DSC02016 DSC02122 DSC02522 DSC02527

以前にも少し説明したが三重大学の生物資源学部の梅崎教授の協力を得て「にがり農法」という栽培方法確立した。

この栽培方法で作った大豆はタンパク質の含有量も高めで安定することがわかった。

特に豆腐製造については適した栽培方法である。

斉藤農場さんをはじめこの新しい農法に興味をもってくれる農家も増えて昨年約130ha(39万坪)で契約栽培をした。

この取組のおかげで機械屋の私が多くの農業生産者と繋がるきっかけになりネットワークが広がった。

現在 大豆生産者の方々と定期的に集まり栽培ルールを決めたり、時には豆腐屋さんや納豆屋さんなど加工業者も入ってもらい

使用者側の意見も聞く機会を設けている。

このにがり農法で栽培した大豆を原料は主に当社で大豆パウダーに加工している。

おからの出ない原料となる大豆パウダーだ。

通常生の大豆は微粉砕することができない。

脂質が多く粉砕機の中で詰まってしまうからだ。

当社ではその大豆を20μm(マイクロメートル)程度に微粉砕する工夫をしている。

花粉症の原因となるスギ花粉(30μm程度)より更に細かいレベルまで熱をかけないで粉砕する。

国産大豆はタンパク含有も豊富でおいしい豆腐を作るのに適している。

しかし残念ながら国際的な価格競争力はかなり低い

大豆は豆腐以外にも味噌、醤油、納豆など日本の伝統食品には欠かせない原料である

大豆まるごと豆腐の原料以外にもパウダー化することでいろいろな分野に広がるのではないかと考え、

用途開発の研究をしている。

焙煎して微細化きな粉をつくってアイスクリーム原料にしたりお菓子やパン、麺、練り製品など徐々にではあるが

用途の目処がたってきた。

栽培技術の開発、トレーサビリティの徹底、大豆の微粒化技術や用途開発、新商品開発まで一気通貫で進めて

新たな価値を生み出し競争力を持つことが我々の農商工連携の目的

弱者連合では勝者にはなれない

勝てる農商工連携を目指したい